verdeolivaの考える集客

<「紙(かみ)」頼みでは衰退>
振袖業界のルールそのものが変わりつつある昨今。
改正個人情報保護法により、名簿の売買は禁止され、振袖対象年齢の名簿入手が困難になりました。
したがって、ダイレクトメールを主体とする従来の販促方法は有効性を失ってしまうことは必然と言えるでしょう。
従前、こうしたことが盛んに言われ、その対策を各社が行ってきたのが今日の状況であります。

<対策の主戦場は2つ>
1つはSNS広告や検索広告などのウェブ広告です。
これには実施に際して事前の「名簿」が不要であるという、大きなメリットがあります。
それゆえに各社がしのぎを削って、方策を確立しようとしていることが現状であり、ここで勝つことが振袖市場を制する大きな道であることは疑う余地が無いでしょう。
もう1つは、ブログやSNSなどのウェブ集客です。
これも各社が取り組んでおり、大きなコストを割いて試行錯誤している呉服小売店も多いです。
一度、道さえ作ってしまえば、放置しても大きな集客を生むからです。
地味ではあるがリターンは大きく、こちらも放置はできない対策であることに間違いありません。

このように振袖業界は、大きな構造的変革の途中にあります。
この時代に対応できない呉服店は、風下に立たざるを得なくなってしまいますが、同時にチャンスであるともいえます。
顧客のニーズにさえ適合すれば、ごくわずかな投資でも利幅は大きくなります。

しかしでは、どのような実践が解決策となりうるのでしょうか。
私たちVERDEOLIVAは、次のように考えます。

「今日まで正解であったものが、次の瞬間に正解でなくなってしまう」これが現実です。
ゆえに外部のコンサルタントを頼るのではなく、自分の頭で試行錯誤をすることが重要だと考えます。
私たちはそれをサポートすることができます。
ここに、外すことのできないセオリーというものは確実にあり、「弱い名簿」と「強い名簿」という概念を提唱いたします。
例えば、SNSのフォロワーがたくさんいる小売店が、なぜかSNSからの来店がないと嘆いているとしましょう。
一見おかしいように感じるかもしれませんが、これは当然のことなのです。
SNSをフォローすることと、実際に店に足を運ぶことには大きな差があるからです。
こうしたSNSのフォローのような来店には直接的には結びつかない名簿を、私たちは「弱い名簿」と名付けました。
それと対になるのは、メールアドレスや住所、電話番号といった名簿であり、それを「強い名簿」と呼びます。

では、SNSを有効にする鍵は何でしょうか。
ここで発想を転換し、SNSを強い名簿を獲得する場であると見るのです。
まず弱い名簿を集め、それを住所やメールアドレス、LINE友達といった強い名簿に変換する場だと考えてみてはどうでしょうか。
あくまでもブログやSNSは「強い名簿」を獲得するツールである、とこのように考えるといままでの観方が変わります。
ブログやSNSで「来店」を強く訴求する必要はないし、むしろそれは悪影響にもなり得る要因を排除できることでもあります。
それらはあくまでも興味を持ってもらうツールであり、実際に来店を訴求する部分はもっと引きつけてからで良いでしょう。
そのように考えると、無理に来店させようとしなくても良くなり、ブログやSNSの印象が良くなり、多くの人を惹きつけるようになります。

立ち止まってよくよく考えてみれば、そもそも呉服業界はこのように振袖を売ってきたのではないでしょうか。
「名簿を入手し、そこに来店を訴求する」これまではそうした名簿からの直接の販促が中核でしたが、これまで述べてきたことは、それをウェブでもやるために名簿を作る部分の仕掛けを作るべきだと言っているに過ぎません。
しかしなぜか、ウェブは別物だと考え、これまでのやり方を捨てている小売店がほとんどです。
それはリアル営業で考えるなら、駅前に行って女子全員にチラシを配って歩くようなものなのです。

しかし、どうやって「弱い名簿」を「強い名簿」に変換すれば良いのでしょうか。
どのようにすればSNSのフォロワーが住所を教えてくれるのでしょうか。
ここに私たちの考え、仕掛け、経験があります。
現在、私たちはVERDEOLIVAは、全国各社とタッグを組み「強い名簿」を作り出す施策を実施しております。

◇「住所獲得セミナー」と銘打ち、強い名簿を呉服小売店が一から生み出す方法を公開しています。

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