<顧客名簿消失に伴って>
今、呉服業界は大きな岐路に立たされていると言えます。
個人情報保護法の影響で、2023年より振袖の顧客名簿が手に入らなくなります。
したがって、テレアポやダイレクトメールなどといった従来の振袖集客の方法は使えなくなります。
さて、それでは具体的にどう活路を見出していくべきなのでしょうか。
名簿が手に入らないのであれば、名簿がいらない「ウェブ集客」にシフトしていくことが重要です。
ウェブ集客とは、GoogleやSNSを使ったウェブ広告を出すことで、インターネット上で集客する方法のことです。
実際、多くの呉服店がこれに取り組んでおり、顧客名簿なしのウェブ集客によって利益をあげている小売店は多くあります。
この顧客名簿消失という出来事がターニングポイントとなり、これまでの「アナログ」な集客方法に替わり、ウェブ集客が主流になっていくのは間違いありません。
そしてこの集客方法の置き換えの流れは、大きな資本をもった写真館の振袖業界への本格参入にも拍車をかけるでしょう。
<ウェブ集客は難しい>
ウェブ集客にシフトしたところで、なかなか上手くいかないという問題に直面するのは当たり前のことと言えます。
それは、集客のゴールである来店までを徹底的にサポートし押していくことが難しいからです。
ブログを読んでも一度きり、SNSで広告を見ても一度きり。
名簿なしのウェブ集客で来店までを訴求するのは難しいことなのです。
そして、私たちVERDE OLIVA(ヴェルデオリーヴァ)は顧客名簿そのものを小売店が自ら作るという方法を考えました。
最初からある顧客名簿が無くなってしまっても、ウェブがあれば名簿は作ることができます。
住所を獲得すれば、今まで通りの営業活動が可能となります。
同時にメールアドレスを取るとダイレクトメールで送っていたものをメールでお客様に送り伝えることができ、お店に来るようオファーを出すこともできます。
これはウェブ広告で一度きりの宣伝をするのとは根本から違うと言えますよね。
<ウェブを使って顧客名簿をつくる>
これまで取り組まれていなかった、「ウェブで顧客名簿を作り出す」という手法はVERDE OLIVA(ヴェルデオリーヴァ)ならではの発想です。
「20代の女性スタッフが中心であり、より振袖の顧客に目線が近い」、このことが他社との決定的な違いであります。
呉服小売店の目線と若者の目線を一緒にもち、様々な活路を見出していくことができる、という部分が私たちVERDE OLIVA(ヴェルデオリーヴァ)の強みなのです。